Databricks

Databricks資格の費用完全ガイド|受験料・再受験・割引情報

2026-03-26
更新: 2026-10-13
NicheeLab編集部
目次
  1. 全8試験の受験料一覧
  2. 再受験ポリシーの詳細
  3. 割引・バウチャー情報
  4. 他資格との費用比較
  5. 会社の資格取得支援制度の活用
  6. コスパ最大化のための受験戦略
  7. 資格取得にかかるトータルコスト
  8. 問題で確認
  9. よくある質問

Databricks認定試験を受験するにあたり、受験料・再受験ポリシー・割引制度は事前に把握しておくべき重要情報です。 「全試験一律$200」というシンプルな価格体系ですが、再受験・複数資格取得・他資格との比較まで含めると 費用対効果の戦略は大きく変わります。

この記事では、Databricks全8試験の費用一覧、再受験ルール、利用可能な割引・バウチャー情報、 AWS・Snowflakeとの費用比較、そしてコスパを最大化するための受験戦略を解説します。

全8試験の受験料一覧

2026年10月時点で、Databricksの認定試験は8種類あり、受験料はすべて一律$200(USD)です(これとは別のData Engineer Associateの更新用の試験も$200)。日本円換算では為替レートにより変動しますが、$1=150円換算で約30,000円が目安です。

試験名レベル受験料問題数 / 時間合格ライン
Data Engineer Associate(DEA)Associate$20045問 / 90分非公表
Data Engineer Professional(DEP)Professional$20060問 / 120分非公表
Data Analyst Associate(DAA)Associate$20045問 / 90分非公表
Machine Learning Associate(MLA)Associate$20048問 / 90分非公表
Machine Learning Professional(MLP)Professional$20059問 / 120分非公表
Apache Spark Developer AssociateAssociate$20045問 / 90分非公表
Generative AI Engineer AssociateAssociate$20045問 / 90分非公表
Context Engineer Associate(2026年7月29日〜)Associate$20045問 / 90分非公表

※ 合格ラインはDatabricksが公表していません。公式FAQには「合格スコアは統計的分析によって設定され、試験に新しい問題が追加されると変更されることがある」と記載されています。ネット上の「70%」はコミュニティの推測値です。

AssociateとProfessionalで受験料に差がないのはDatabricksの特徴です。 AWS認定はAssociate $150 / Professional $300と差があるため、 Databricks ProfessionalはAWS Professionalより$100安いことになります。

再受験ポリシーの詳細

不合格になった場合の再受験ルールは以下の通りです。

項目内容
待機期間不合格後14日間(カレンダーベース)
再受験料$200(初回と同額、割引なし)
再受験回数制限制限なし(何回でも受験可能)
合格後の再受験資格の有効期限は2年。更新するには、その時点の試験に合格する
更新用の試験(DEAのみ)$200・採点対象25問・60分・オンラインのみ。DEAの資格が失効済みか、失効まで2か月以内の人が受けられる

待機期間の14日間は、不合格日の翌日を1日目としてカウントします。 例えば3月1日に不合格になった場合、最短で3月15日に再受験が可能です。 14日間は弱点ドメインの集中学習に充てるのが効果的です。

再受験のたびに$200が発生するため、2回不合格になると合計$600(約9万円)の出費になります。 合格率を上げるための事前投資(学習教材、練習問題集)にコストをかけた方が トータルでは経済的です。

割引・バウチャー情報

Databricks認定試験の受験料を削減する方法は限られていますが、以下のルートで割引やバウチャーを入手できる可能性があります。

Data + AI Summit参加者向けの特典

Databricksが毎年開催するData + AI Summit(旧Spark + AI Summit)では、認定試験の特典が用意されることがあります。2025年のSummitでは、会場で受ける認定試験が通常価格の50%引きでした(Databricks社員によるコミュニティの告知より)。2026年のSummitでは、新設のContext Engineer Associateのベータ版を参加者1人1回まで無料で受けられると、公式ブログで案内されていました。Summitに会社負担で出席できる場合は、こうした特典で受験料を節約できます。

大学生向けの割引(University Alliance)

大学向けのDatabricks University Allianceのページには、University Allianceの学生はDatabricksのコースを修了すると認定試験が25%割引になると書かれています(2026年10月時点)。

Databricksパートナー企業向け特典

Databricksのパートナープログラムのページには、パートナー向けの研修や認定資格の取得を後押しする内容が載っています。受験料の補助やバウチャーがあるかどうかは公開情報からは確認できないため、自社がDatabricksパートナーかどうかとあわせて、社内のアライアンス担当やDatabricksの営業担当に確認してください。

Databricksのイベントでの割引

Databricksが主催するイベントで割引が提供されることもあります。2025年6月11日〜7月2日のVirtual Learning Festivalでは、指定の学習パス(自分のペースで進めるもの)を1つ以上修了した人に、認定試験の50%割引が提供されました(Databricks社員によるコミュニティの告知より)。不定期のため確実ではありませんが、Databricksのイベントページやコミュニティをフォローしておくと機会を逃しにくくなります。

他資格との費用比較

データ関連の主要クラウド資格と費用を比較すると、DatabricksはAssociate級では高め、Professional級では安めの価格帯です。

資格ベンダーAssociate級Professional級再受験料再受験待機
Databricks$200$200$200(同額)14日
AWS$150$300同額14日
Snowflake$175$375同額7日(12ヶ月で4回まで)
Google Cloud$125$200同額14日(2回目の不合格後は60日、3回目の後は365日)
Azure(Microsoft)$165$165同額制限あり

Professional級で比較すると、Databricks $200はAWS $300やSnowflake $375より大幅に安価です。Associate級ではGoogle Cloud($125)やAWS($150)の方が安く、差額は$50〜75ですが、教材投資やDatabricks固有の市場価値を考えると費用対効果の高い投資と言えます。

会社の資格取得支援制度の活用

IT企業の多くは資格取得支援制度を設けています。Databricks資格の取得費用を最大限に会社負担で賄う方法を整理します。

  • 受験料補助:合格時のみ全額支給、または不合格でも1回分は支給する企業が多い。事前申請が必要な場合が大半
  • 合格報奨金:資格取得時に一時金(1〜5万円)を支給する企業がある。Associate / Professionalで金額が異なる場合も
  • 資格手当:月額(3,000〜10,000円)の資格手当が給与に加算される企業もある。保有期間中は毎月支給されるため、長期的なリターンが大きい
  • 教材費補助:書籍・オンラインコース・練習問題集の購入費用を研修費として精算できるケースがある

制度が明文化されていない場合でも、上長への直接交渉で承認されるケースは珍しくありません。 「Databricks資格を取得することで、チームのDatabricks導入プロジェクトに貢献できる」 といった具体的なビジネスメリットを示すと承認されやすくなります。

コスパ最大化のための受験戦略

限られた予算で最大のリターンを得るための受験戦略を、目的別に整理します。

戦略1:1発合格に投資する

最もコスパが良いのは当然1発合格です。$200の受験料を無駄にしないために、以下の条件を満たしてから受験しましょう。

  • 公式Exam Guideの全ドメインをカバーした学習を完了
  • Databricks Academy無料コースの章末クイズで全問正解
  • NicheeLab問題集で安定的に80%以上の正答率
  • Exam Guideのサンプル問題を全問、根拠まで説明できる(公式の模擬試験は提供されていない。合格ラインも非公表のため、目標点は自分で高めに設定)

戦略2:最初の1つはDEA(Data Engineer Associate)

DEAは教材・体験談が豊富で、日本語でも受験でき、Databricksの資格の中では比較的合格しやすい試験です。最初の$200をDEAに投資し、合格体験と学習法を確立してから次の資格に進むのが、失敗リスクを最小化するアプローチです。

戦略3:複数資格のセット取得

データエンジニアとしての市場価値を最大化するなら、DEA → DEPの順にAssociate・Professional両方を取得するのが効率的です。学習内容の重なりが大きいため、間隔を空けすぎず2〜3ヶ月以内に連続受験すると追加学習コストを抑えられます。2資格で$400(約6万円)、会社補助があれば自己負担はゼロになります。

資格取得にかかるトータルコスト

受験料以外にかかる費用も含めた、Databricks資格取得のトータルコストを試算します。

費目金額(目安)備考
受験料$200(約30,000円)1試験あたり
Databricks Academyの職種別の学習パス無料Data Engineer・Machine Learning Engineer・Data Analystの学習パスは無料。講師が教えるコースは有料
Exam Guideのサンプル問題無料Exam Guide(PDF)に収録(DEAは5問)。公式の模擬試験(Practice Exam)は提供されていない
NicheeLab問題集コース別料金試験別に最適化された問題集
Free Edition(Community Editionの後継)無料ハンズオン学習環境
参考書籍(Learning Spark等)3,000〜5,000円Spark Developerでは推奨

Databricks Academyの職種別の学習パスが無料で受けられるため、受験料以外の学習費用は抑えやすくなっています。講師が教えるコースは有料なので、受講するかどうかは会社の研修予算とあわせて検討しましょう。

問題で確認

Databricks資格全般

問題 1

あるエンジニアがDatabricks Data Engineer Associate試験を3月1日に受験して不合格になりました。再受験について正しい説明はどれですか?

  1. 翌日(3月2日)から再受験が可能で、受験料は初回の半額$100である
  2. 14日間の待機期間後(最短3月15日)に再受験が可能で、受験料は同額の$200である
  3. 30日間の待機期間後に再受験が可能で、受験料は$150に割引される
  4. 再受験は1回までしか認められず、2回不合格になるとその試験を受験できなくなる

正解: B

Databricks認定試験の再受験ポリシーでは、不合格後14日間の待機期間(クーリングオフ期間)が設定されています。3月1日に不合格の場合、最短で3月15日に再受験可能です。再受験料は初回と同額の$200で、割引はありません。再受験回数に上限はなく、14日間の待機期間を守れば何度でも挑戦できます。選択肢Aの翌日受験や半額割引、選択肢Cの30日待機、選択肢Dの回数制限はいずれも誤りです。

よくある質問

Databricks認定試験の受験料は会社の経費で落とせますか?

多くの企業がIT資格取得費用を福利厚生や研修費として支給しています。受験料$200(約3万円)に加え、不合格時の再受験費用や学習教材費もカバーされる制度がある企業もあります。人事部門や上長に資格取得支援制度の有無を確認し、事前申請が必要な場合は受験前に手続きを完了させましょう。受験料の支払いは試験配信元Kryterionの申し込みサイト(Webassessor)で行うため、経費精算に使う領収書の取得方法も事前に確認しておくと安心です。

Databricksの試験に学割や学生向け無料バウチャーはありますか?

大学向けのDatabricks University Allianceのページには、University Allianceの学生はDatabricksのコースを修了すると認定試験が25%割引になると書かれています(2026年10月時点)。ほかに、Databricksのイベントで割引が用意されることもあります(2025年6〜7月のVirtual Learning Festivalでは、指定の学習パスを修了した人に認定試験の50%割引が提供されました)。Databricks Academyの職種別の学習パス(Data Engineer・Machine Learning Engineer・Data Analyst)は無料で受講できるため、学習費用は抑えられます(講師が教えるコースは有料)。

不合格になった場合、再受験のたびに$200かかるのですか?割引はありますか?

はい、再受験でも毎回$200の受験料が全額発生します。公式FAQによると再受験の料金は初回と同じで、Databricksは無料の再受験バウチャーも発行していません(2026年10月時点)。14日間の待機期間後に再受験可能ですが、金銭的負担が大きいため、練習問題で80%以上の正答率を安定的に出せる状態になってから受験することを強く推奨します(Databricksは公式の模擬試験を提供していません)。NicheeLab問題集や公式Exam Guideを活用し、1発合格を狙うのがコスパの観点で最重要です。

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この記事の著者

NicheeLab編集部

データエンジニアリング・クラウド資格の専門家。Databricks・Snowflake等の認定資格を保有し、実務経験に基づいた問題作成・解説を行っています。NicheeLab運営。


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