Snowflakeは2026年にSnowPro認定試験の大規模な改定を実施しています。Core試験のバージョン更新(COF-C02→COF-C03)、Gen AI・Native Apps・Administratorの新版(GES-C02・NAS-C02・ADA-C02)、Advanced: MLOps Engineerの新設、SnowparkとData Scientistの終了(2026年11月1日)、Data AnalystとSecurity Engineerの終了(2026年12月1日)、そしてCortex AI関連機能の出題範囲への追加が主な変更点です。この記事では、受験者が把握すべき2026年の改定情報をまとめます。
2026年の改定は、Snowflakeが「Data Cloud」から「AI Data Cloud」へとポジショニングを進化させたことを反映しています。Cortex AIの急速な機能拡充に伴い、試験内容も大幅にアップデートされました。
| 変更点 | 内容 | 影響範囲 |
|---|---|---|
| Core試験の版更新 | COF-C02 → COF-C03 | 全受験者 |
| Gen AI Specialty | GES-C01 → GES-C02(2026年5月19日公開、GES-C01は7月20日に終了)。55問・85分・4ドメイン | AI/ML系受験者 |
| Native Apps Specialty | NAS-C01 → NAS-C02(NAS-C01はすでに受験できない)。55問・85分・4ドメイン | Native App開発者 |
| Advanced: Administratorの版更新 | ADA-C01 → ADA-C02(2026年1月19日公開、ADA-C01は2月27日に終了)。65問のまま | Administrator受験者 |
| Advanced: MLOps Engineerの新設 | MLA-C01(65問・115分・$375、Core認定が必要)。2026年6〜7月のベータ試験を経て公開 | ML系受験者 |
| SnowparkとData Scientistの終了 | Specialty: Snowpark(SPS-C01)とAdvanced: Data Scientist(DSA-C03)は2026年11月1日に終了。公式が推奨する次の試験は、それぞれAdvanced: Data EngineerとAdvanced: MLOps Engineer | 両試験の受験予定者 |
| Data AnalystとSecurity Engineerの終了 | Advanced: Data Analyst(DAA-C01)とAdvanced: Security Engineer(SEA-C01)は2026年12月1日に終了(予約済みの試験もこの日までに受験が必要)。Data Analystについて公式はSnowPro Coreを勧め、セキュリティ分野は新しい認定を2027年の早い時期に発表する予定 | 両試験の受験予定者 |
| SnowPro Associate: Platform | SOL-C01は公式の認定一覧から外れ、Pearson VUEでも予約できない | 入門試験を検討していた人 |
| Specialty試験の受験条件 | 前提条件なし(2026年4月時点の公式ページでは、CoreまたはAssociate: Platformの認定が条件だった) | Specialty受験者 |
| Advanced試験の出題範囲更新 | Dynamic Tables・Cortex AIなどの新機能がStudy Guideに載っている | Advanced受験者 |
| 認定の更新 | 更新試験はなく、継続教育(CE)プログラムで更新。COF-C03もCEの対象 | 既存認定者 |
SnowPro Coreは全SnowPro資格の基盤となる試験です。COF-C03ではSnowflakeの新機能が出題範囲に追加され、ドメインが6つから5つに再編されました。
| COF-C03(現行)のドメイン | 配点 |
|---|---|
| 1.0:Snowflake AIデータクラウドの機能とアーキテクチャ | 31% |
| 2.0:アカウント管理およびデータガバナンス | 20% |
| 3.0:データのロード、アンロード、および接続 | 18% |
| 4.0:パフォーマンス最適化、クエリ、および変換 | 21% |
| 5.0:データコラボレーション | 10% |
| COF-C02(終了)のドメイン | 配点 |
|---|---|
| 1.0:Snowflake AIデータクラウドの機能とアーキテクチャ | 24% |
| 2.0:アカウントアクセスとセキュリティ | 18% |
| 3.0:パフォーマンスとコスト最適化の概念 | 16% |
| 4.0:データのロードとアンロード | 12% |
| 5.0:データ変換 | 18% |
| 6.0:データ保護とデータ共有 | 12% |
公式FAQによると、COF-C03は出題内容の大枠を変えずに6ドメインから5ドメインへ再編し、Snowflake Notebooks、Apache Icebergテーブル、Snowflake Cortexなどの新機能を加えた版です。最も配点が大きいのはドメイン1.0で、24%から31%に増えました。AI/MLは独立したドメインではなく、ドメイン1.0の「1.6 AI/MLおよびアプリケーション開発機能の説明」に含まれます。COF-C02の配点は2025年9月時点の公式ページのものです。
Streamlit in SnowflakeとSnowflake Cortexの名前は、COF-C02のStudy Guide(2025年6月版)にもすでに載っていました。COF-C03では、Cortexの中身としてAI SQL関数・Cortex Search・Cortex Analystが明記されています。
SnowPro Specialty: Gen AI(GES-C02)は、Snowflake上での生成AI活用スキルを認定するSpecialty試験です。
Snowflake公式の移行FAQによると、GES-C02は2026年5月19日に公開され、旧版のGES-C01は2026年7月20日に終了しました。問題数は55問のままで、難易度も変わらないと説明されています。出題の焦点は同じですが構成が整理・更新され、Snowflake Intelligence、Cortex Code、Model Context Protocol(MCP)や、AI_TRANSCRIBE・AI_REDACT・AI_FILTERなどのAI関数が新たに扱われます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 試験コード | GES-C02 |
| 問題数 | 55問 |
| 試験時間 | 85分 |
| 合格ライン | 750/1000点 |
| 受験料 | $225 |
| 前提条件 | なし(SnowPro Core認定は不要) |
| 言語 | 英語 |
Advanced試験の公式Study Guideにも、Snowflakeの新しい機能が出題範囲として載っています。主なものは次のとおりです。
すでにSnowPro認定を保持している場合も、改定によって認定が無効になることはありません。更新は別建ての更新試験ではなく、継続教育(CE)プログラムで行います。
2026年の改定を踏まえた効率的な学習計画を紹介します。
SnowPro 2026年改定
問題 1
SnowPro Core COF-C03で、Snowflake CortexなどのAI/ML機能を扱う項目が含まれるドメインはどれですか?
正解: A
COF-C03に「AI & ML」という独立したドメインはありません。Snowflake Notebooks、Streamlit in Snowflake、Snowpark、Snowflake Cortex(AI SQL関数、Cortex Search、Cortex Analyst)、Snowflake MLは、ドメイン1.0「Snowflake AI Data Cloud Features and Architecture」(配点31%)の「1.6 AI/MLおよびアプリケーション開発機能の説明」で扱われます。B〜DもCOF-C03のドメインですが、AI/ML機能の項目は含まれていません。
今からSnowPro Coreを受験する場合、COF-C02とCOF-C03のどちらを選べばよいですか?
現在受験できるのはCOF-C03だけです。COF-C02は、英語版が2026年5月14日、日本語版を含む翻訳版が2026年7月31日に終了しました。COF-C02向けの教材で学習してきた場合は、COF-C03の公式Study Guideで出題ドメインと項目を確認し、足りない内容を補いましょう。COF-C02で取得した認定もCOF-C03で取得した認定も同じSnowPro Core認定で、有効期限は取得から2年間です。
Gen AI Specialty試験の前提条件はありますか?
Gen AI Specialty(GES-C02)に前提条件はありません。SnowPro Core認定を持っていなくても受験登録できます。ただし、公式の受験者像はデータエンジニアリングとSQLの知識を前提としており、Snowflakeの基盤知識(アーキテクチャ、SQL基礎、権限管理)が前提となる問題も多いため、Coreレベルの知識は事前に身につけておくことを強くおすすめします。
2026年の改定でAdvanced試験の出題範囲も変わりますか?
変わった試験があります。Advanced: Administratorは新版のADA-C02(2026年1月19日公開、ADA-C01は2月27日に終了)になり、Advanced: MLOps Engineer(MLA-C01)が新しく加わりました。Advanced: Data Engineer(DEA-C02)は、英語版のStudy Guide(2026年3月6日更新)で配点が変わっています。出題範囲は試験ごとの公式Study Guideで確認してください。現行のStudy Guideでは、Advanced: Data Engineer(DEA-C02)にDynamic Tables、Icebergテーブル、Snowflake Notebooks、Git連携が、Advanced: Architect(ARA-C01)にIcebergテーブル、Dynamic Tables、Snowpark Container Services、Cortex LLM関数が含まれています。なお、Advanced: Data Scientist(DSA-C03)は2026年11月1日に、Advanced: Data Analyst(DAA-C01)とAdvanced: Security Engineer(SEA-C01)は2026年12月1日に終了します。
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NicheeLab編集部
データエンジニアリング・クラウド資格の専門家。Databricks・Snowflake等の認定資格を保有し、実務経験に基づいた問題作成・解説を行っています。NicheeLab運営。
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